キーパーコーティングの効果が一番出た事例を今回は紹介しよう。
キーパーコーティングとは、車やバイクの表面をコーティングが出来るコーティング方法で、多くのガソリンスタンドでも、自宅でDIYでもできて、その効果も高い。
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いとこのコウジが、現在乗っているグラストラッカーを手放して、BMWのバイク、G310Rを購入するという。
コウジのグラストラッカーには思い出があり、よく借りてツーリングに行ったのだ。
最後に、もう一度グラストラッカーに乗せてもらおうと訪ねたら、ものすごく汚れていて驚いた。
コウジは、BMWに決めてから、急に愛着がなくなってしまって、バイクの掃除をさぼっているという。
私には信じがたいことだ。
コウジは女と別れる時も未練なくスパッと別れられるタイプ。
一方私は、なかなか別れをきり出せず、ダラダラと長引かせてしまう。別れが近づくにつれ、愛おしくなって、大切にしたくなるタイプなのだ。
そうした性格の違いが、不要になってしまったものへの扱いの差なのだと、妙に納得してしまった。
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不用になった家具でも、洋服服でも、家電でもそうだけど
掃除や洗濯をしてきれいにしてから出すと、買取金額が上がる傾向がある。
私はこれまでに8回車を乗り替えたが、
車を査定に出すときは、必ずワックスまでかけお別れしてきたのだ。
そこで、乗せてくれたお礼とグラストラッカーへのサヨナラの意を込めて
私が、クリスタルキーパーをかけてあげることにした。
クリスタルキーパーはガラス系コーティングなので少々手間がかかるが、仕上がりがめちゃくちゃきれいになる。
クリスタルキーパーのレジン被膜の光沢すごく、既存の塗装を深みのある色に変化させる。
2時間ほどかけて、ボディーをピカピカにしたら、コウジがヘンな行動に出た。
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コウジは、買取出張依頼をしていたバイクワンに連絡し、キャンセルしてしまったのだ。
そして、「BMWの購入は見送る」と言った。
どうやらグラストラッカーが惜しくなったようなのだ。
磨けばまだまだ輝きを取り戻すことができるのだと気づいたようだ。
私としては、オンライン査定で10万円くらいだと言っていたグラストラッカーが、実際見てもらったら、いくらで買取ってもれえるのか知りたかったのに、そもそも売らないことになってしまった。
恐るべし、クリスタルキーパーの威力。
